2015年3月24日火曜日

ドコモ2014年度パケット接続料は思った程下がらず。今後のMVNO料金に影響か

今日午後にIIJから以下のプレスリリースが出たが、その内容にかなり驚いた。

卸定額通信料の改定に伴う通期業績予想の修正に関するお知らせ(PDF)

簡単に言うと「2014年度のドコモ接続料が思ったほど安くならなかったので、営業利益が減る予定です」という発表だ。

ドコモは毎年年度末に、その年のMVNO向けパケット接続料を発表している。昨年はちょうど今日、3月24日に発表があった。その時の記事はこちら。

ドコモが2013年度パケット接続料を公表、再度の値下げはあるか? | もちあるいてなんぼ。

この記事の中にあるとおり、昨年は「前年度比56.6%減」という驚異的な下げ幅だった。
また、パケット接続料は「設備費用÷トラフィック」で算出するため、今年はさらにトラフィックが増大し、結果パケット接続料もまだまだ値下がりする・・・と思っていた。昨年のように50%減とはいかないまでも、かなり下がるだろう、と。

ところが、今日のIIJの発表である。
この発表には「低減率は小さいものでした」とあるだけで、実際に今年の接続料はいくらだったのかは書かれていない。また、ドコモも今の時点で正式な発表はしていない。
ケータイWatchによると、今年の発表は3月31日とのこと)
ドコモの発表があるまでは様子見だな・・・と思っていたら、ITproが今年の接続料をスクープした。

from テレコムインサイド - ドコモの2014年度パケット接続料、想定を下回る低減率でMVNOに波紋:ITpro

今年の接続料は「前年度比23.5%減」(レイヤ2接続)とのこと。
記事中の表を見ると、2013年度は56.6%減、2012年度は41.2%減、2011年度は35.1%減という、まさに右肩下がりだったので 、今年度はずいぶん下げ方が鈍化したな、と感じる。

これはIIJ一社に限った問題ではなく、全てのドコモMVNOに関係する話だ。
おそらく多くの事業者が、IIJと同様に「2014年度の接続料は思った程下がらなかったので、利益が減るかもしれない」という状況になっているのではないか。となると、今後の増量や値下げに影響する可能性もある。
昨日の記事で、ビッグローブは4月増量の発表が無いなぁ・・・なんてぼやいたのだが、もしかしたら今回の件が関係しているのかもしれない。)