2014年6月29日日曜日

ビックカメラの格安スマホ第三弾発売と、IIJの本気


新着情報 - ビックカメラ.com -

先月発表があったとおり、IIJがビックカメラにSIMフリースマートフォン「Ascend G6」を供給し、ビックカメラの格安スマホ第三弾として販売が始まった。

IIJ、SIMロックフリー端末の取り扱いを開始 | 2014年 | IIJ
ビックカメラ、「Ascend G6+BIC SIM」が端末代込みで月額2810円 - ケータイ Watch

ビックカメラではこれまで、第一弾としてCP-F03a(関連記事はこちら)、第二弾としてStarQ Q5001(関連記事はこちら)を、BIC SIMとセットで「格安スマホ」として販売している。
今回の第三弾は、満を持して「LTE対応の格安スマホ」となった。イオンやエディオン等、様々な量販店が格安スマホを店頭販売してきたが、LTE対応は今回が初となる。

ビックカメラ公式サイトにはまだ情報が出ていないが、上のケータイWatchの記事によると、音声通話付きでも月額2810円(端末代は24回分割払い)となる。第一弾と第二弾が2830円だったことを考えると、LTE対応端末でこの価格は凄いと言わざるをえない。
(ちなみに、同じようにLTE対応端末で高速通信量が月1GB、音声通話付きの「mineoデュアルタイプ+端末」では、月額料金が3590円となっている)

スマートフォン本体の価格は前の2機種より高いのに、なぜこの価格が実現できたのか、不思議に思う人もいると思う。これは、26日に発表された「みおふぉんの月額料金値下げ」が影響している。

IIJmioみおふぉんが月額料金を300円値下げ! | もちあるいてなんぼ。

また、今回の第三弾発売に先立って、BIC SIMの契約手続き専門カウンターが有楽町店にオープンしている。
これまで、MNP転入する場合はどうしても電話番号が不通になる期間が発生していたが、このカウンターではその場で手続きが完了するため、不通期間なく使い始めることが可能となった。

IIJ、ビックカメラ有楽町店にBIC SIM専用カウンター開設!即日発行も | もちあるいてなんぼ。

LTE対応スマートフォンの発売、月額料金の値下げ、そして専用カウンター開設、これら3つが同時期に重なったのは偶然ではあるまい。IIJとビックカメラが周到に準備を進めてきた結果と言えるだろう。
私のこれまでのイメージとしては、正直「IIJは商売っ気がない」だったのだが、今回は「本気で契約者を取りに行く」という勢いが感じられて、正直ちょっと驚いた。

また、第一弾が発表された後に『ビックカメラの格安スマホ、3つの不安』という記事を書いたのだが、この3つの不安が今回はすべて解消されている。
特にひとつめ、「格安スマホは速度が遅い」という印象が定着してしまうことへの危惧は、IIJに限らずMVNO各社が抱いていたと思う。今回、LTE対応になったことと、高速通信量が1GBあるということで、一般客の印象もかなり変わるのではないだろいうか。
あとは、カウンターが東京だけでなく他の都市でも開設されるとよいのだが。