2014年3月27日木曜日

「ワイモバイル」誕生でウィルコムはどうなる?

Y!mobile ~2014年6月 日本初 インターネットキャリア誕生~ - Yahoo! JAPAN

先ほど速報記事でお知らせしたとおり、ヤフーがイー・アクセスを買収し、6月1日に合併するイー・アクセスとウィルコムの両方を手に入れることになった。

もちあるいてなんぼ。: 【速報】ヤフー、イー・アクセスの買収を発表

新会社の名称は「ワイモバイル株式会社」、会長には現イー・アクセス社長のエリック・ガン氏、社長にはヤフー社長でもある宮坂学氏が就任するとのこと。

その宮坂社長による発表会見だが、Yahoo!JAPAN公式アカウントと石川温さんの実況ツイートを時系列で読みたいと思い、Togetterを使ってまとめてみた。

ヤフー宮坂社長「ワイモバイル」発表会見まとめ - Togetterまとめ

新生「ワイモバイル」についてのポイントがいくつも含まれているので、順に挙げていく。
  • ワイモバイルが目指すのは「インターネットキャリア」。従来のキャリアは通信が主でサービスが従だったが、インターネットキャリアはサービスが主で通信は従。
  • 契約者数は現在の2倍以上を目指したい。その場合、MVNOでは難しいので、自らキャリアとなった。
  • 料金体系や仕組みをシンプルにしたい。
  • ネットワークはソフトバンクとのシナジー、サービスはYahoo!JAPANとのシナジーで。ワイモバイルユーザにはYahoo!プレミアムを提供したい。
  • 端末のラインナップはAndroid中心。料金プランは検討中。
  • ヤフーがスマホ中心で成長していく中で、自らスマホの普及を加速させたいと思い、孫社長にやりたいと伝えた。
  • 孫社長からは「やるからには頑張りなさい」と言われた
とりあえずこんなところか。
ちょっと驚いたのは、ソフトバンクの(つまり孫さんの)主導でヤフーに事業が渡ったのではなく、ヤフー側から欲しいと言って今回の買収が実現した、ということ。
ヤフーは2年前に経営体制を刷新し、現在の宮坂社長になってから「スマホファースト」で新サービスを進めてきた。それを考えれば、サービス拡大のためにヤフーが自らキャリアとなるのも不思議ではない。

ただ気になるのは、ソフトバンク傘下になって以降、音声中心でやってきたウィルコムはどうなるのか?ということ。
「ワイモバイル」は、あくまでもYahoo!JAPANのサービスを中心としたキャリアで、音声通話はあまり重要視していないように見えるからだ。
もちろん、PHS回線のスマホをどんどん出してくれて、通信速度は遅くてもいいからドコモMVNO並みに低料金で提供してくれるなら、本当に嬉しいけど。

個人的に宮坂社長には「何か新しいことをやってくれそう」という好印象がある。本当に偶然だが、今ちょうどKindleで『東洋経済eビジネス新書100円セール』をやっているので、昨日この本を買ったばかりなのだ。

この中でも「びっくりするような新サービスを作りたい」と言っていて、今回の買収はその始まりなんだろうな、と感じた。
まだ詳しい事は分からないが、今後のウィルコムに「新しい何か」を期待したい。