2014年3月25日火曜日

ドコモが2013年度パケット接続料を公表、再度の値下げはあるか?

昨日24日、ドコモが2013年度のMVNO向けパケット接続料を公表した。

報道発表資料 : 携帯電話のパケット接続料を改定 | NTTドコモ

このブログで紹介しているドコモMVNOはほとんどレイヤ2接続だと思うが、こちらは前年度より56.6%も値下がりしている。
また記事下の表を見ると分かるとおり、5年前(2008年度)に比べると、なんと10分の1まで値下がりしているのが分かる。
3年ほど前まで「最高速度100kbpsで月額980円」だったのが、今や「高速通信量が月間1GBで月額980円」の時代だ。わずか数年でこれほど内容が充実したのは、ドコモのパケット接続料の値下がりによるところが大きい。

また、今回のパケット接続料は、昨年までとは意味合いが少し異なる。
というのも、今年1月に総務省が実施した『「第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン」の改正案に対する意見募集』について、意見がまとめられた後、改正が実施された(『「第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン」の改正』)。これが3月11日のこと。

ガイドライン改正案についての記事はこちら。
もちあるいてなんぼ。: 総務省が接続料算定方法の改正案を公開、ドコモMVNOへの影響は?

ドコモの今回のパケット接続料は、この改正ガイドラインに準拠して算定されたと明記されている。
ここが昨年までと違う点だ。

このガイドラインでは、『基本的には前年度の実績値で接続料を算定するが、「相当の需要の増加等により、当該機能に係る接続料の急激な変動があると判断される場合」、当年度の実績値で算定する』となっている。

では、実際にドコモがどのようにパケット接続料を算定したか見てみると。

報道発表資料 : 携帯電話のパケット接続料を改定 | NTTドコモより引用:
本パケット接続料は、2012年度の実績値を基に算定を行っております。
なお、2014年3月のガイドライン改正に伴い、2013年度の実績値を基に、再度2013年4月1日に遡って適用する場合があります。

この発表があった3月24日時点では、まだ2013年度が終わっていないので、2012年度の実績値を基に算定を行っている。
今後、2013年度の実績値でパケット接続料を再算定し、遡って適用する可能性があるということだ。

ニュース - ドコモが2013年度のパケット接続料を公表、前年度の半額以下に:ITproより引用:
接続料は、設備にかかった費用をトラフィックで除算することで算出している。分母に当たるトラフィックがスマートフォンの普及拡大で急増しているほか、NTTドコモも分子に当たる設備のコスト削減を進めており、下げ幅は過去最大を記録した。トラフィックの拡大は今後も続き、さらなる低廉化が見込まれる。

このITproの記事にもあるとおり、普通に考えれば年を追う毎にトラフィックが拡大するので、パケット接続料は下がるはず。2013年度の実績値で算定しなおせば、当然さらなる値下げになるだろう。
「2013年度のパケット接続料はさらに値下がりしました」というニュースが出るのを期待したい。