2014年1月25日土曜日

その発想は無かった!200kbpsの遅さを体験できるブラウザ「ノロマー」

アンドロイダーさんの記事をみて、まさに「その発想は無かった!!!」と膝を打った。

速度制限ブラウザ:ノロマー
Alpha-Do inc.
価格:無料  平均評価:0.0(0 件)


ドコモMVNOによくある「速度制限時の低速状態」を体験できるブラウザアプリである。
「ノロマー」というネーミングからして、作者さんが楽しんで作っているのが分かる。

その、アプリ制作会社の公式ブログの記事はこちら。
【リリース】格安SIMに興味ありな方へ【Android】

話題作りためのネタアプリなのかと思いきや、実はすごくよく出来ている。
私もさっそく使ってみた。


アプリを立ち上げると、まずGoogleのトップページが表示されるのだが、それでは軽すぎるのでYahoo!JAPANのスマホ版トップページを開いてみた。
この時はWi-Fi通信していたので、もちろんあっという間に読み込みは終わってしまう。
しかし「200kbpsだとこのぐらい時間がかかる」というのをアプリが計算して、その間は画面がグレーになり、画面上部に進行状況が表示される。


読み込みが終わると画面が明るくなり、読み込みにかかった時間が表示される。
Yahoo!トップは200kbpsでは30秒かかった。
これを見て「またまたぁ、さすがにそんなに遅くないでしょ」と思い 、hi-hoの高速通信をOFFにしてYahoo!トップを読み込んでみたが、確かに全ての画像まで読み込みが終わるのに30秒近くかかっていた。

とは言っても、実際には
  • 画像はブラウザにキャッシュが残っているため、速く表示されるものもある
  • 読み込みの途中で文字が表示されるので、最後まで待たなくても読める
  • これはhi-ho等IIJmio系の仕様だが、200kbps制限時でも「最初の3秒は制限をかけていない」ので、最初の読み込みが速い
ということもあり、体感速度は30秒よりもずっと速い。
(もちろん、時間帯や場所によつて遅くなってしまうこともあるが)

このブラウザの仕組み、上記のブログ記事では以下のように説明されている。

【リリース】格安SIMに興味ありな方へ【Android】より引用:
まず通常の速度でページを読み、そのページサイズをもとに速度制限状態での残り時間を計算し、画面を暗くして速度制限時の読み込み状態を疑似的に表現します。

・・・というわけで、上記のようにキャッシュや各社特有の仕様は考慮されていないので、実際にはもうちょっと速く感じると考えていいだろう。



「設定」→「シミュレート速度の設定」では、200kbps以外にも自由に制限速度を変えることができる。128kbpsや500kbpsなど、他の制限速度も試すと面白い。

というわけで、全てのドコモMVNOユーザの皆さんにぜひ一度使ってみていただきたいアプリである。

【追記】
1月30日付で、Nexus5でクラッシュする不具合に対するアップデートが行われた。

【関連記事】
IIJmioの「最初の3秒は制限をかけていない」については、以下の記事が詳しい。
[取材]IIJmioの格安SIMについて中の人に根掘り葉掘り聞いてきた - カイ士伝