2013年9月7日土曜日

Nexus7とNexus4発表について考えたこと3つ

先週は、26日にNexus7発表、27日にNexus4発表、28日にNexus7発売、30日にNexus4発売と、非常に慌ただしい1週間となった。
この2端末の国内発売・発表について、いろいろ感じたことや考えたことを書いてみる。

1.価格について


まず新Nexus7の価格を見て「高い!」と思った人は多いと思う。しかし翌日のNexus4の価格を見て、「・・・Nexus7が安く見える」と思った人も多いに違いない。
どちらも円高の影響を受けたのだと思うが、特にNexus4の方は国内発表の翌日に海外版が100ドル値下げというニュースもあって、さらに割高感が強まってしまった。

しかし、国内版Nexus4には日本向けの改良が一つ施されている。
それがFOMAプラスエリア対応だ。
これについては、発表翌日に石野純也さんがLGに確認して記事にしているが、その後AndroidLover.Netさんが実機検証して「やはりFOMAプラスエリアを掴む」ことが明らかになった。
Nexus 4 日本版がFOMAプラスエリアを掴むことが判明。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net

前回書いたとおり、このNexus4は法人向け販売も行うモデルなので、エリアが広いほうが良いのは間違いない。その上で49,800円ということであれば、わりと納得がいく価格ではないだろうか。

また、海外版Nexus4を輸入して販売する代理店も出てきているが、同じくAndroidLover.Netさんが以下のような記事を書かれているので、十分注意されたい。
Nexus4を日本で安く販売する(予約受付中)のゲッコー・アンド・カンパニーについて調べてみた。 - Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net

2.対応周波数について


今回、Nexus7の発表で強く感じたのが「4キャリア対応」という言葉が一人歩きしてないか?ということだ。
確かに今回のNexus7 LTE版は、スペック上はドコモ、KDDI、ソフトバンク、イーアクセスの各社に対応しているのだが、ただそれだけでは「各キャリアから出ている端末と同じように電波を掴む」と勘違いされてしまう可能性がある。
しかし、auについては3Gは元々規格が異なるので使えないし、他の3キャリアについても、各社が提供している全ての周波数にNexus4が対応している訳ではない。
この辺は、SIMフリー機を使ったことがある人なら一度は調べたことがあると思うが、全然分からないという人が圧倒的だと思う(私も、バンドxxとか追っかけ切れていないし、苦手な分野だ)。

しかも、携帯キャリアも自社端末以外は検証しないのが当たり前で、「どの会社のSIMだとどの周波数が対応していてどう使えるか」は全て自分で調べて自己責任で使う、ということになる。
SIMフリー機がふつうに店頭で売られるようになっても、なかなか一般の人には難しい・取っつきづらいと思うのが、この辺の問題だ。

3.携帯キャリアとの関係について


今回Nexus4はGooglePlayでは販売されず、あくまでもメーカーと代理店が販売する、という形になった。
Nexus7はGoogleが直販しているのに、Nexus4は何故こうなったのか?ということをずっと考えていたのだが、やはり「Androidを扱う携帯4キャリアに対してGoogleが配慮した」ということではないだろうか。
Nexus7はあくまでタブレット、通話はできない。しかしNexus4はスマートフォン、つまり電話機だ。
電話機をGoogleが直接売ってしまうと、 4キャリアの販売・契約に支障が出る、と。
そういう配慮があったのでは。

また、今回auが販売するNexus7はLTE版ではなくWi-Fi版のみ、というのも、おそらくアップルに対する配慮なんだろうな、と思う。


・・・と、いろいろな事を考えた先週1週間だった。


【追記】
上のアマゾンのリンクを見て気がついたが、Nexus7 LTE版の発売予定日が9月13日になっている。
たしか予約受付当初は9月30日になっていたはずだが、早まったのだろうか。13日というと来週の金曜日なので、本当にもうすぐだ。
【再追記】
9日19時現在、Amazon.co.jpの発売日は再び変更となり9月20日となっている。