2013年3月20日水曜日

「SIMフリースマホと27日間世界一周」を読んで思うこと

3月も下旬に入り、春休みorゴールデンウィークの旅行計画を立てている人もいると思う。
そこで、ちょっと変わった世界一周旅行記をご紹介。

実はこれ、2011年秋に週アスPLUSで連載されていた記事を、再編集してKindleで出版、という形になっている。
元の連載はこちら→SIMフリースマホと27日間世界一周まとめ:デジタルスナフキンの世界一周旅行記

行く先々の国で現地のSIMカードを調達し、SIMフリーのスマートフォン(この記事ではiPhone4)に挿して使いながら、その国の観光地や通信事情をレポしていくという内容。
写真もたくさん掲載されており、海外旅行気分を味わいながら、「この国ではこんなSIMがあるんだー」とガジェット好きの好奇心も満たしてくれる、なかなか素敵な内容となっている。

価格も200円とお手頃で、Kindleの「海外旅行」カテゴリで堂々3位になっており、オススメ。
また、この本の筆者が、Kindle向けに編集して出版するまでの作業をまとめた記事も週アスPLUSにアップされている。
電子出版に興味ある人にはこちらの記事もどうぞ→Amazon Kindle 自分の本を200円で出版してみました

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この本を読んで感じたのは「それにしても日本の旅行客向け通信事情はヒドイな・・・」ということ。
もちろん「そういう国を選んで回っている」というのはあるが、この本の行く先々では街中で簡単にSIMカードが手に入り(しかも安い)、それ以外にフリーのWi-Fiスポットもたくさんある。

振り返って国内では、日本通信が日本への旅行客向けに「VISITOR SIM」 を出しているが、現在選択肢はこれ1つしかないと言っていい。
しかもプランが「通信量1GBで3980円」と「通信速度300kbpsが14日間使えて3980円」のどちらかしかなく、空港にカウンターもない。
空港受取はできるが、空港内の郵便局留めというだけなので、SIMの使い方などを直接聞くことはできない(電話サポートはある)。

日本通信は、自分が出来る範囲でよくやっていると思うのだが、もし自分が旅行客の立場だったら、やはり使いづらいなぁと思うだろう。
MVNOではなく三大キャリア主導で、どうにかならないのだろうか。