2012年12月12日水曜日

「ServersMan SIM 3G 100」をスマホ初心者にいまいちオススメできない理由


先日『DTI「ServersMan SIM 3G 100」にSMSが使えるオプション発表!』で書いたとおり、DTI490円SIMに導入されたSMSオプションが、いろいろと話題になっているようだ。

ニュース - DTIがモバイルデータ通信サービスにSMSオプションを追加、セルスタンバイ問題に対応:ITpro

この記事に対するtwitterのコメントを見てみると、「rootを取る手間が省ける」とか「他のMVNOも早くやってくれ」など、いろいろな反応が見られる。

今までのドコモMVNOのプランで、セルスタンバイ問題が起きないものを選ぼうと思ったら、b-mobileのスマホ電話SIMかイオンSIM音声通話付きプランしかなかった。

音声通話無しで、SMSだけ使えるようにしてセルスタンバイを解消する、という今回のオプションは本当に素晴らしくて、今までDTIのことを「安かろう悪かろう」(失礼)と思っていた私も、今回の件でちょっとDTIを見直した。

「これからスマホを始める人」に格安プランをおすすめしたいが・・・


私の周りには、まだガラケー一本という人もけっこういて、しかし話をしてみると「月額1000円くらいで済むならスマホ使ってみたい」という人も多い。

そういう人にこそ、1000円くらいで通信速度100kbps前後のプランか、2000円くらいで通信量月1GBまでのプランをおすすめしたいのだが、ネックになるのが端末との相性だ。

セルスタンバイ問題が起きる端末かどうか買う前に調べて、もし問題が起きる端末ならrootを取ってアレコレして・・・というのを、「はじめてスマートフォンを持つ人」が出来るかといったら、まず無理だろう。

DTIのSMSオプションを初めから契約していれば、セルスタンバイ問題を気にすることなく端末を自由に選ぶことができる(もちろんドコモのSIMが使える端末でなければダメだが)。rootを取る必要もない。
これでだいぶ周りの人にオススメしやすくなった!と思った。が・・・

DTIのプランをいまいちオススメできない理由


「ServersMan SIM 3G 100」を、はじめての人にオススメできない理由がひとつ。
とにかく、速度が遅すぎることだ。

DTIは「ServersMan SIM 3G 100」の実効速度を公開しているが、こちらが公開開始直後、8月21日の「過去1週間分」のグラフ。
「ServersMan SIM 3G 100」実効速度が公開された』より
 そしてこちらが、SMSオプションが発表された翌日、12月8日のグラフ。

グラフの出典:トラフィックモニタ画面 | ネットワーク実効速度状況 | 会員サポート:ユビキタスプロバイダ DTI

8月は90kbps前後で落ち着いていたが、最近では、深夜から早朝を除くと60kbpsから20kbpsくらいになってしまっている。

私もかつて、速度低下が酷かったころのイオンSIMを使っていたので、このくらいの通信速度だとどのくらい不便かはよく分かっている。
「はじめてのスマートフォン」を得て、これからアレコレやってみようと思っている人に、とてもおすすめできる環境ではない。

・・・というわけで、SMSオプション込みで1000円くらいになってもいいので、もう少し速度が出るようなプランをぜひぜひDTIさんにお願いしたい。
せっかくセルスタンバイを気にせず使えるオプションがあるのに、速度低下のせいでオススメしづらくなるのは、非常にもったいないと思うのだ。

また、日本通信やIIJmio等、他の主要なドコモMVNOにも、ぜひこのSMSオプションの導入をお願いしたい。

もっと言うと、SMSオプション込みで1000円くらいのプランと、SIMフリー端末(Xperia miniとかIDEOSとかGalaxy miniとか、1万円ぐらいでそこそこ使えるスペックのもの)をセットで売り出したら、すごく売れると思うのだが、どこかやってくれないだろうか。