2012年10月1日月曜日

衝撃!ソフトバンクとイーモバイル「統合」で何が起きる?

softbank / yokohama the diamond
softbank / yokohama the diamond / [puamelia]


今日はイオンSIMの高速化とかいろいろあったはずなのだが、先ほどの正式発表で全部ぶっ飛んでしまった。

ソフトバンク株式会社による株式交換を通じてのイー・アクセス株式会社の完全子会社化に関するお知らせ 兼 ソフトバンクモバイル株式会社とイー・アクセス株式会社の業務提携のお知らせ
※PDFにつき閲覧注意。

携帯電話事業第3位の企業が同第4位の企業を買収する。
同業種の買収や合併は決して珍しくないが、私たちの生活に直結しているコンシューマー向け事業の場合、その影響力は大きい。

ただし、上のプレスリリースにあるとおり、当面イーモバイルブランドのモバイル事業は存続させるとのこと。イーモバイル契約者に、すぐに影響がでることはなさそうだ。

それでは今回の買収は、何を狙ったものなのか。
ざっと眺めた感じだと、ソフトバンクの狙いは2つ。ひとつはイーモバイルの持つLTE網。もう一つは契約者数。

ソフトバンクモバイル : ソフトバンクとイー・アクセスが経営統合……1.7GHzのLTEが鍵 | RBB TODAY (エンタープライズ、企業のニュース)

こちらにざっくりまとめられているが、ソフトバンクはとにかくiPhone5のためにLTE網が欲しかったのだ。auにテザリングで先を越され、厳しい速度制限をかけざるを得ない状況の中で、一発逆転を狙うために他社のネットワークをまるごと買い取るという選択をしたのだ。
【追記】
今回の提携により、ソフトバンクは速度制限の条件であった「1.2GB/月」を本日から撤廃し、他社並みの「1GB/3日間」にすると発表した。また、テザリングの開始日を1ヶ月前倒しして12月15日からとした。

そしてもうひとつ、この買収によってソフトバンクグループの契約者数はauを抜いて業界2位になる見込みとのこと。これは孫社長の悲願だったに違いない。
「3位は嫌いだ。銅メダルで喜ぶ気持ちがわからない。いつかは1位になる」
via: ソフトバンクモバイル : ソフトバンクとイー・アクセスが経営統合……1.7GHzのLTEが鍵 | RBB TODAY (エンタープライズ、企業のニュース)

もうとにかく全てが急展開で、度肝を抜かれたとしか言いようがないが、真っ先に気になったのは、先日発表になったばかりの「楽天スーパーWiFi」のこと。

ご存じの通り、ソフトバンクグループのYahoo!JAPANが手がける「Yahoo!ショッピング」と楽天が運営する「楽天市場」は商売敵であり、このままでは「ねじれ提携」になってしまう。
普通に考えればイーモバイルと楽天は提携解消となるのだろうが、いかんせん発表になったのが先月19日で、まだ半月も経っていない。
どうするつもりなのだろう。