2012年3月9日金曜日

大災害に備え、常に持ち歩きたいものとは

もうすぐ東日本大震災から1年となる。
私自身、あの日は都内にいて、怪我こそなかったものの帰宅困難者となった一人だ。
あの日以来、私が常に持ち歩いているものを紹介して、3月11日を迎えることにする。

去年の3月11日、私は都内のビルの4階にいた。
比較的新しいビルであったため、揺れはさほどではなかったが、それでも一番大きな揺れが来たときは、椅子についているキャスターに引っ張られて、机にしがみついていなければ身体が持っていかれてしまうほどだった。
その後、帰宅の際には、もちろん鉄道は動いておらず徒歩で帰ることになった。
そのビルから自宅までの順路は知っていたので、道に困ることはなかったが、それでもいろいろと備えておけばよかったと思うものはある。


1.LEDライト

3月11日当日は停電にはならかなったものの、その後計画停電が実施されたのはご存知のとおりだ。ふだん街灯がついているところが真っ暗という経験は、後にも先にもあの時だけだ。
小型でもいいので、明かりになるものは必ず持っていたほうがいい。
100円ショップでも小型LEDライトは売っていて、100円で馬鹿にできないくらい明るい。

スマートフォンのカメラのフラッシュを懐中電灯の代わりにするアプリもあるが、通信機器はいざという時に通信するためにあるのであって、ライトの代わりにして貴重なバッテリーを浪費するのは愚の骨頂と私は思う。100円で買えるのだから是非ライトを購入しておいたほうがいい。


2.防災用ホイッスル

ふつうのホイッスルであれば100円ショップでも売っているが、ここは是非防災用のものを購入しておきたい。なぜ笛が必要なのかというと、崩壊した家屋の下敷きになってしまった時や、そこまでいかなくてもトイレやエレベーターに閉じ込められてしまった時に、声を出して助けを求めるのは体力を消耗してしまって良くないからだ。防災用のものは、少しの息で人の耳に聞こえやすい音が出るようにできている。また、救命用に自分の住所、名前、血液型を書いた紙を入れられるようにできている。


3.携帯電話/スマートフォン用充電器

先ほども書いたように、非常時の通信機器はとても重要な役割を果たす。身近な人への連絡はもちろん、最新のニュースを読んだり、エリアメールを受信したり、さまざまな使い道がある。それゆえ、電源は確実に確保しておきたい。
交換用バッテリーを持ち歩いている人はよいが、そうでない人は充電器と乾電池を持ち歩いておくべきだ。

ここで大切なのは、必ず「充電が可能かどうか確認すること」だ。実はケーブルが規格と違っていたり、充電器だけ買って乾電池を買っていなかった、ということでは非常時に役に立たない。必ず事前に接続して充電できるかどうか確認しておくべきだ。

4.非常食

意外とこれは馬鹿にできないのだ。去年の3月11日、都内のコンビニからは「袋から出してすぐに食べられるもの」はあっという間に姿を消した。長時間歩いて帰ることになったり、トイレやエレベーターに閉じ込められる可能性も考えると、食料は持ち歩いておいたほうがいい。

私がおすすめするのは、登山の行動食でも用いられるチョコレート菓子だ。
持ち歩いていると溶けてしまうため、個包装になっているものがよい。また、賞味期限を確認して適時入れ替えたほうがよいだろう。