2012年3月27日火曜日

b-mobileがLTE対応「カメレオンSIM」を発表

ついに日本通信がLTE対応のSIMを出してきた。

b-mobile4G カメレオンSIM | プランを選べるカメレオンSIM登場!

これまでドコモMVNOとして様々なプランを発表してきた日本通信であるから、当然LTE対応のプランも時間の問題と思っていた。むしろIIJmioに先を越されて相当悔しかったのではないか。
しかし、こちらはIIJmioとはだいぶ趣の異なるプランである。あちらは「必要なときだけチャージしてLTE」と「3枚のSIMを分け合う」という2点で斬新なプランだった。こちらは「自分の好きな料金プランにコロコロ変更ができる」 というのが大きな特徴。それゆえ「カメレオン」なのだという。

詳しく見ていこう。
まず最初にSIMパッケージを購入する。このパッケージ料金は従来の3150円ではなく、手数料+21日間のLTE通信(3GB上限)込みで5800円とのこと。
そして21日が終了すると、次の料金プランを選ぶことになる。

・30日間使い放題、ただし上限300Kbps「U300 1M」→2480円
・30日間または5GBに達するまで、LTE通信可能「フラット1M」→5400円
・120日間または1GBに達するまで、LTE通信可能「Fair 1GB」→8800円

使わない月は0円で寝かせておくことはできない。また、上記の期間または通信量を使い切ったら128Kbpsになったりすることもない。そのかわり縛りはない。いつ使うのを止めてもいい、というのは日本通信の他のプランと同様だ。

ツイッターでこのプランの反応を見てみると「高い」「IIJmioに比べて魅力を感じない」という感想が多い。実際私もそう感じた。上記3つのプランの料金を見ると、 IIJmioの「945円」「2940円」という数字には大きな訴求力があったと改めて思う。

しかし、イオンSIM使いとしては、少しは日本通信さんの擁護もしたい。
このプランの強みを考えてみた。

1.月に1.5GB使うならカメレオンSIMの方が安い
IIJmioのファミリーシェア1GBのプランと比較した場合、あちらは月1GBで2940円+追加クーポン500MB分2625円=5565円、となる。
対してカメレオンSIMの「フラット1M」なら、月5GBまで使っても5400円、ということで、比較的通信量の多い人ならカメレオンSIMの方が安くなる。

2.月250MBまでなら月額2200円でLTE/FOMAハイスピードを維持できる。
カメレオンSIMの「Fair 1GB」なら、月あたりに換算すると「250MBで2200円」となる。
少量しか使わないが高速がいい、という人には、現時点で最安プランだ。
 (BIGLOBEのデイタイムプランとヨドバシSIMを除く)

3.LTE対応エリアなら「U300 1M」でもかなり快適なはず
これは今回の目玉のひとつだと思うのだが、地味なところなので強調しておく。
「U300 1M」は、XiエリアでXi対応端末を使っていれば、FOMAではなくLTEで300Kbpsベストエフォートなのだという。これはすごく重要。
従来のb-mobile U300は、あまりいい評判を聞いたことがない。 「300Kbpsというけど実際は。。。」という話ばかりだ。しかし、それはもともとFOMAネットワークが輻輳していて遅いというのが問題なのだ(イオンSIMもしかり)。
が、今回の「U300 1M」は、あくまでXiネットワークを使用する。XiはFOMAと違ってまだ輻輳が起きるようなレベルではない。U300でもかなり快適な速度となるのではないか。それでいて、従来のb-mobile U3001ヶ月分のチャージ料金(2980円)より安いのだ。
こちらの記事などでも、日本通信の中の人が、「U300でもLTEで使うとレスポンスが速い」と言っているので、期待しておく。

LTE対応スマートフォンを持っている人はもちろん、L-09CやL-02C等のLTE対応端末を持っている人、ドコモのXiエリア検索で調べてみて、自分の行動範囲がすっぽり収まるような人であれば、このプランの検討価値は十分あると思う。

【追記】
こちらの記事によると、料金プランのバリエーションは増やしていく予定らしい。また、SIMを複数枚提供することも検討中とか。ぜひ実現して欲しい。