2012年2月27日月曜日

遅すぎるイオンSIMをそこそこ快適に使う Googleトーク編

このアプリを使おうと思ったきっかけは、先日のドコモの新災害対策の発表を読んだことである。
昨年の震災の際には、音声通話やキャリアメールは輻輳してほとんど使い物にならなかったのに対して、twitterやFacebookやSkypeで連絡をとることができた、という話はよく聞く。また、インスタントメッセンジャーを使ったという話も聞いた。そこで、手軽に使えるメッセージアプリはないかと探したところ、灯台もと暗しというか、プリインストールされていたGoogleトークに思い当たった。
必ずメッセージが届く!リアルタイムチャットもできる「Googleトーク」

私は当初、GoogleトークはVoIPアプリだと勘違いしていた。イオンSIMでVoIPなんて初めから無理と分かっていたので、root取って不要アプリを消した際も、何も疑うことなくこのアプリを削除していた。
が、インスタントメッセンジャーならば話は別だ。テキストメッセージはイオンSIMのような低速回線が最も得意とするところだ。Google提供なので、多くのAndroid端末にアプリがプリインストールされている。またGmailアカウントがあればすぐ使えるので、新たにアカウントを取得する必要もない。いいことだらけのアプリだったのだ。さっそく復元して使ってみた。


最初に立ち上げた時は、一番上に自分のアカウントだけが表示されている。 Gmailアカウントで招待状を送って、相手から承認されると、お互いの一覧画面にアカウントが表示される。右のランプでステータスがわかるようになっており、緑はオンライン、オレンジは端末がスリープ中。グレーはオフライン。
また、自分のステータスは編集することができ、上の「非表示」のところに表示することができる。ここに「自宅にいる」とか「無事です」と入れておけば、メッセージを送らずとも相手は自分の状態を知ることができる。

このアプリのいいところは、常時立ち上げていなくてもバックグラウンドでメッセージを受信し、通知バーに表示してくれるところだ。私が招待状を送った相手も、今まで一度もトークを使ったことが無かったのに「突然通知が来て驚いた」と言っていた。

左上の通知バーに、「talk」の吹き出しアイコンがある。他に通知音を鳴らしたりバイブすることもできる。

メッセージの送受信については、もちろんイオンSIMでも全く問題ないレベル。メールより動作も軽い。もし、メッセージ送信時に相手がオフラインやスリープ中でも、オンラインになればメッセージを届けてくれる。

また、トークにはbotを使った便利な機能がある。
まずは翻訳bot。上の一覧画面にも出ているが、「en2ja」「ja2en」は、それぞれ英語から日本語および日本語から英語への翻訳botだ。具体的にはこのようになる。


また、「guru」はいろいろ検索してくれるbotだ。コマンドがあり、例えば以下のようにweatherコマンドを使うと天気を返してくれる。


コマンドを使わずにいきなり単語を送ると、その単語のGoogle検索結果を返してくれる。日本語も通る。
この3つのbotは、けっこう使いでがあると思うので、登録しておくといい。登録方法などは以下を参考にしてほしい。
Googleから便利ボット『Google Talk Guru』が登場!
「Google Talk」の翻訳機能ボット


普段はメールでやりとりしているから特に必要ない、という人も、先の震災のような非常事態では、いつメールが輻輳して使えなくなるかわからない。 相手がAndroidユーザならば、通信手段のひとつとして確保しておいて損はないと思う。
個人的には、安い白ロムを調達して基本料0円のヨドバシSIMを刺しておいて、遠方の親に「もし電話もメールも使えなくなったらこれで連絡するから」と言って渡しておくのもアリだと思う。

【追記】
この記事を書いた後、Facebookが「災害用伝言板」サービスを開始するというニュースを知った。明日と明後日(28日~29日)、テスト運用を行うそうなので、ユーザの人はぜひ参加されたい。