2012年2月25日土曜日

ドコモの新災害対策をイオンSIMユーザの視点で読む

先日、ドコモが震災後から続けてきた災害対策がほぼ完了したという発表があった。「災害時音声お届けサービス」等、マスコミでもけっこう報道されたのでご存知の方も多いと思う。私たちのようにイオンSIMのユーザは直接ドコモと契約しているわけではないが、MVNOを通してドコモのネットワークを使用している。イオンSIMユーザとして、今回の発表のポイントをまとめてみた。

ドコモからのお知らせ - 新たな災害対策の取り組み状況について

災害時音声お届けサービス

まず、今回の発表の目玉の一つである「災害時音声お届けサービス」について。
災害時には、音声通話は規制されて使用できない時間が長いが、パケット通信は比較的短い時間で規制がとけることから、録音した音声データをパケット通信で送るというもの。メールだけでなく声で安否を確認したいというニーズに応えたものだそうだ。が、残念ながらこれは送る方も受ける方もドコモの契約者でないと使えない。

津波警報のエリアメール配信

次の目玉、「津波警報のエリアメール配信」について。これはつい先日L-04CとL-07Cもアップデートでエリアメールが利用可能となったように、すでに販売されている端末も対応が進んでいて、イオンSIMユーザも恩恵にあずかることができる。ところで先日の記事にも追記したが、やはりイオンSIMの提供元であるb-mobileのSIMでエリアメールを受信した実績はいくつもある。イオンSIMでも受信は可能なはずだ。ただドコモのサイトを見ると、「通話中、iモードなどのパケット通信中及びその他の通信中並びに電波状態が悪い場所ではエリアメールを受信することができません。」とあるので、パケット通信やWi-Fi使用中は受信できないことになる。これは注意だ。

大幅なインフラ増強

また、大幅なインフラ増強を行ったことも発表されている。この中の目玉は「大ゾーン方式基地局」というもので、従来のものより広範囲をカバーする基地局を全国104ヶ所に設置したとある。また災害時に出動する車載型基地局や、ヘリコプターに載せて移動できる基地局の増強もプレスリリースに掲載されていた。基地局が停電してもバッテリーで駆動できる設備の増強もあった。
MVNOは無線部分を借り受けているわけだから、これらの増強は私たちにとってもありがたい。

後は、ここ最近何度も起きている通信障害が、災害時にも起きないことを願うばかりだ。